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贈り物のマナー/冠婚葬祭、香典、香典返し

1.香典を渡すとき

香典とは?
線香や抹香のかわりに差し上げるお金のこと。供物・供花を贈れば、香典は必要ありませんが、近親者や親しい間柄では両方贈ることが多いようです。

宗教による違い
「香典」は仏式の場合。キリスト教なら「お花料」、神式なら「玉串料」「御榊料」になります。

宗教が分からないときの表書き
表書きは「御霊前」にすると、仏式、神式、キリスト教いずれにも使えます。

突然の不幸には
不幸を知り、取りあえず弔問に駆けつけるときは、香典を用意するとかえって失礼にあたります。

タイミング
通夜か葬儀に参列するときは、式場の受付で渡します。両家に参列するときは、式場の受付で渡します。両方に参列するときはいずれかの日に渡せばOK。

渡し方
通夜や葬儀で香典を渡すときは、不祝儀袋をふくさから取りだし、ふくさの上にのせて受付係に向けて渡します。

金額
故人とのつきあいの程度によりますが一般的には、3千円〜1万円が目安。おつきあい程度なら3千円くらいが普通。


お礼に対する配慮は?
お札 NG・・・裏向きで包む
新札はNGという考え方もありますが、清潔なものを差し上げるという意味でOK!気になる人は一度折ってもOK。
偶数は避ける 偶数も避けるのが一般的。奇数吉、偶数凶で偶数が正解ですが、今はお祝い事と同様に偶数も避けるようになっています。
お礼の心配り、きれいな新札で印象もUP 冠婚葬祭ではきれいな新札を包むのがマナー。
参列出来ないときは 郵送しても失礼にはあたりません。お悔やみの手紙を添えましょう。

NG・・・遺族は葬儀などの準備で忙しいため、電話での弔事は避けて。

2.供物・供花/香典返し

供物・供花とは?
死者の霊をなぐさめるために霊前に供える品物(花)を供物(供花)といいます。

金額
供物なら一般会葬者の香典とほぼ同額のものと考えるのが一般的。供花への考え方も同様ですが、実質1万円〜5千円程度が多いそう。

生花か花環か?
生花は個人が、花環は会社などの団体が贈るのが一般的です。いずれも白い花を使い、葬儀を執り行う葬儀社に依頼して届けてもらいます。


何を贈る?
仏式 仏式では線香や抹香、ろうそく、果物などを。
神式 神式なら果物、和菓子、お酒や海の幸などを。
キリスト教 キリスト教には生花以外の供物を供える習慣はありません。

香典返し
タイミング
仏式なら四十九日の喪明けのあいさつ状と一緒に、神式なら五十日祭の際に贈ります。

「忌」の概念のないキリスト教では1ヶ月後の命日を目安にしましょう。

香典返しにはあとまで残るものは避け、使い切れるものを選ぶのがポイント。お茶やコーヒー、商品券などが多く使われます。

香典返しの金額
一般には香典の3分の1〜2分の1が目安とされています。香典の金額に合わせて数タイプ用意しておくといいでしょう。

供物・供花のお返し
いただいた香典に、供物・供花分を加え、香典返しと同様に行います。ただし、会社などの団体から来ているものにはお返しの必要はありません。
弔電のお返しは、落ちついたらお礼状を出します。


3.関係者へのお礼

お布施とは?
戒名をいただいたお礼「戒名料」と、お経をあげていただいたお礼「読経料」を合わせて、「お布施」として僧侶に渡します(ただし、お布施と戒名料を別々に包むこともあります)。

タイミング
通夜か葬儀のあとで渡すケースが多いようです。ただし、お車代や御膳料はその都度包みます。


お布施の金額は?
金額 「戒名料」と「読経料」を合わせて20万〜50万が相場です。ただし、戒名には位があり、ランクが上がれば戒名料もあがります。最近では寺院によってお布施の金額が決まっていることが多くなっています。お寺関係に直接聞いてみてもいいでしょう。
お車代 僧侶に来ていただくときに車を手配しない場合は、実費の1.5倍〜2倍を目安に渡します。
お席料 葬儀を寺院で行った場合は、そのお礼として、お席料を渡します。金額は寺院によって異なるので尋ねてみましょう。
御膳料 僧侶がふるまい料理を辞退したときは、御膳料を渡すか、料理を折り詰めして持たせます。

神式とキリスト教
【神式】
葬儀のお礼として神官に「御祭祀料」を渡します。また、仏式と同様に「お車代」を、必要であれば「御膳料」も包みます。

【キリスト教】
教会で葬儀を行うのが一般的なので、葬儀のお礼は教会への献金という形で渡します。神父や牧師などへお礼をすることもあります。

関係者の心づけ
本来、心づけはあくまでも気持ちなので絶対的なものではありません。

表書き
心づけは「志」「御礼」と表書きします。金包みは白無地の袋を使います。小型のものでもOK。

法要
法要に招かれたら供物か現金を持参します。供物なら線香、生花、果物など、現金の場合は、1万円くらいが一般的です。

法要の表書き
【仏式】
現金なら「御香料」供物なら「御供」と記します。
【神式】
「御神料」や「玉串料」
【キリスト教】
「お花料」



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